看護師のための転職条件検討会

条件はどのような基準で決める?

条件はどのような基準で決める?

給与

転職先に求める条件としてまず挙げられるのは給与でしょう。看護師の求人は「基本給」「賞与」「残業・夜勤手当」の額がはっきりしています。そのため自分の中で基準を決めやすく、内容を比較できます。希望額に満たないながら、給与以外の条件はすべて当てはまる場合、資格や経験を武器に交渉することも可能です。転職エージェントに登録している人は担当者に相談してみましょう。

人間関係

長く働くためには人間関係も重要です。同僚だけでなく、上司や後輩との関係性も加味しなければなりません。高圧的な態度や独身者に残業を強いる雰囲気など、一種のハラスメントが横行しているような環境の職場は避けるべきです。職場で感じるストレスの発散方法は人によって異なります。周囲に相談したり、プライベートで発散したりする人もいるでしょう。しかし、あらゆる方法を試してもストレスが溜まるような職場では、いずれ心身が崩壊する恐れがあります。そのため、人間関係に関する情報は可能な限り知っておきたいところです。

雇用形態

看護師は正規雇用(常勤)のイメージが強いですが、職場によっては派遣社員やアルバイト・パートとして働くことも可能です。正規雇用は給与や社会保険、福利厚生などの待遇が充実している一方で、業務の負担が大きいというデメリットもあります。家庭の事情でフルタイム勤務ができない人も少なくないでしょう。負担の少ない環境で働きたい人は、派遣社員やアルバイト・パートを選ぶことをおすすめします。

仕事内容

仕事内容も必須の確認事項です。看護師には様々な働き方があるので、転職先によってはこれまでとまったく異なる仕事内容になる可能性があります。自分がどのような仕事をしたいのかをあらためて確認してみましょう。スキルアップを目指す人は、資格取得支援制度が設けられている職場がおすすめです。最近は医療分野だけでなく介護施設や企業、保育園などでも看護師の需要が高まっています。

勤務時間や休日

勤務時間や休日に関する情報も確認しておきましょう。日勤のみなのか、夜勤もあるのか、土日は休めるのかなど、自分の望むライフスタイルに応じて働けるかどうかを基準にしてください。プライベートの時間を大切にして、ワークライフバランスを保ちながら働きたい人にとっては重要な部分です。例えば、クリニックであれば夜勤が発生することはありませんし、休日も決まっています。逆に病院はシフト制勤務になる可能性が高く、休日が不規則になり残業も増えるでしょう。
以下に、希望条件をリストアップする際に役立つサイトを紹介しますので参考にしてください。